市民文化ホールについて・前半6年間
1市民文化ホールについて・前半6年間
本当に必要でしたか?市民不在の無駄遣い。
しこちゅ~ホール – 四国中央市市民文化ホール
いくつもの無責任が重なり、行き詰まる(前半6年間 H21〜26)
平成21年 (2009年) |
井原市長の時代、スタート
※「基本構想」の策定などの会議を延々と5年間もくり返す。 【無責任1】本当に必要かを考えなかった。 |
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平成24年 (2012年) 3月29日 |
日建設計㈱と契約。入札ではなくプロポーザルコンペでした。 仕様書「予定工事費50億円(造成費を含む)」などの要件を市側はきちんとチェックせずに契約したと思われます。 ずさんな契約で後々大問題になります。契約料1.4億円は全くムダになりました。 【無責任2】契約にあたり、必要な要件をチェックしてなかった。 |
平成25年 (2013年) 4月 |
篠原市長に交代 |
平成25年 (2013年) 8月 |
設計完了 |
平成25年 (2013年) 11月14日 |
1回目入札、全く不調。(予定価格)55.2億円、(入札)1者入札で不成立(税込) |
平成26年 (2014年) 2月5日 |
篠原市長は、突破するために入札ルールを変更、特例事項を告示し再度入札公告。何が何でも落札を目指します。 その変更内容とは、
【無責任3】ねじ曲げる入札ルール。 |
平成26年 (2014年) 3月5日 |
【市議会】 篠原市長(特例事項について)「日本には古来臨機応変という言葉もある。ご都合主義と言われたが、原理原則で世の中押し通せるなら、こんな楽なことはない。」 |
平成26年 (2014年) 3月14日 |
2回目入札、全く不調。(予定価格)56.16億円、(入札)70.72億円(税込) |
平成26年 (2014年) 5月26日 |
共産党、1098人のアンケート調査。内容は「見直し・縮小」80.0%。 [ 参考資料・表2参照 ] 2度目の住民アンケートの意向を市長は完全に無視しました。市の世帯数を4万とすれば、2.7%に当り、民意を知るには十分な数と思わます。篠原市長は民意を聞こうとしませんでした。 【無責任4】民意を無視した。 |
平成26年 (2014年) 6月 |
【市議会】 篠原市長「これ以上の先送りは許されない。」「文化ホール建設を公約して市長に当選した。」 |
平成26年 (2014年) 8月26日 |
3回目入札、全く不調。(予定価格)63.83億円、(入札)76.36億円(税込)、予定価格を大幅アップしても全然ダメ。 |
ゴタゴタはまるで東京オリンピックそっくり!!!
この時点で、白紙撤回を含め本当に必要かを見直すべきでした。
市の迷走ぶりをしっかり確認してください。
参考資料
[ 表1 ]市の資料「成果報告」
①「市民文化ホール建設基本構想策定委員会」が「基本構想(素案)」を策定
時期平成21年7月〜22年8月人数15人回数12回と5回 合計17回
②「基本構想」を市議会代表者と意見交換会「基本構想(案)」を市に提出
時期平成22年5月・22年6月回数5回
③「市民文化ホール建設基本構想」を策定
時期平成22年9月
④「市民文化ホール建設推進室」立ち上げ。建設候補地「古井池」選定
時期平成23年4月
⑤「市民文化ホール建設委員会」を設置し会合
時期平成23年4月人数全25人回数13回
⑥ プロポーザルコンペを実施。3月29日、日建設計㈱大阪オフィス、設計業務委託契約締結
時期平成23年12月〜平成24年3月
⑦「市民文化ホール企画・運営委員会」を設置
時期平成24年10月〜平成25年5月回数11回
⑧「企画運営に関する庁内検討会」(市の関係課)立ち上げ
時期平成24年10月〜平成26年1月回数7回
⑨ ⑦と⑧で協議し「市民文化ホール企画運営基本計画」を策定
時期平成25年7月
[ 表2 ]1098人のアンケート調査「市の計画をどうするべきか?」(2014年5月)
回 答 | 回答数 | 割合(%) |
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1. 建物規模はそのままで予算を増やして建設 | 29 | 2.6% |
2. 設計を見直し現予算内で建設 | 162 | 14.8% |
3. 設計を見直し、建設予算を大幅に減らす | 372 | 33.9% |
4. 急ぐ施設でない、建設予算をくらしに振り向ける | 506 | 46.1% |
未記入 | 29 | 2.6% |
平成26年(2014年)5月26日、住民アンケート1098人「3. 大幅に減額33.9%・4. 急ぐ施設でない46.1%」計80.0%。このハッキリした民意を市は完全に無視した。