諸悪の根源「地域枠」

1諸悪の根源「地域枠」

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四国中央市では長年にわたり談合を疑われる高落札率がくり返されています。
その根底にあるのが「地域枠」です。
この「地域枠」という障害物によって、競争を妨害する入札システムとそれを利用するほとんどの土木建築業者という図式です。(ただし、川之江地区の土木業者だけは真っ当な競争が行われているように見えます。)
この入札システムを守り、図式を利用している人たちは、市役所の内にも外にもたくさんいるように見えます。

四国中央市の地域枠
[ 図1 ]四国中央市の地域枠

四国中央市は「川之江」「新宮」「三島」「土居」の4つの市町村が2004年の合併で誕生しました(4地区)。さらに市は競争入札にあたって狭い市内を「川之江・ 新宮」「三島」「土居」の3つの地域に分けています。 それが「地域枠」です。
狭い市内を3つの地区に分けた結果、「川之江・新宮」地域 と「三島」・「土居」地区の間で大きな落札率の差が生じています。
市とほとんどの業者は、地域枠の恩恵で、高い利益をあげているのです。
競争が機能しなくなった結果、毎年億単位の税金が無駄遣いされています。

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