市民文化ホールについて・まとめ
3市民文化ホールについて・まとめ
本当に必要ですか?1000人規模の文化ホール。
しこちゅ~ホール – 四国中央市市民文化ホール
3段階の無責任、ビジョンは何もなかった、無責任体制。
市民文化ホール建設に当たって、5年にわたり延べ数百人もの人がこの計画に参加したようです。
[ 参考資料・表1参照 ]
残念なのは、市の置かれている財政状況・将来負担・本当に必要か?などの議論が全くなされなかったように見えます。時間と費用のムダでした。
契約に際し、本当にこの予定金額・指定期間で工事ができるのか等の要件をきちんとチェックしなかったように見えます。そのツケが次第に表面化します。設計料1億4175万円はムダになりました。
行き詰まった計画に対して、数人の市長のイエスマン(市議会の代表者と市の関係部長など)がそれまでの計画を根本から縮小して、強行突破を計ったようです。
当初の計画とは、あまりにも変わりました。
[ 参考資料・表3参照 ]
なお、最も大切な必要性・採算性については、最初から最後まで考慮された形跡は全くありません。こんなことでいいのでしょうか?
今後
今後当大ホールが満員になることはほとんどないと思われます。
今後長い間、四国中央市はホールの財政負担・借金返済(利払い)・維持管理に苦しむと思われます。市の指定管理料だけで年間約1.2億円必要です。
いくつもの無責任が重なって、費用と時間を浪費して、赤字確実なホールができたように見えます。このホールは四国中央市にとって「戦艦大和」(無用の長物)になる可能性があります。
もう無駄遣いする余裕は四国中央市にはないのです。
かかった費用、この費用をくらしに振り向けるべきでは?
- 落札金額 48億168万円(税込)免震工法なし
- 用地費 約12億円
- 備品など 5億円
- 屋外工事 約3億円
- 設計料2度払い
1回目(日建設計)1億4175万円 – – – ムダになりました。
2回目(あい設計)設計 3774万円(落札率31.5%) - (あい設計)監理 4860万円(96.7%)、設計伝達業務 432万円など
- 前半の5年間くり返された膨大な会議費用や業務委託費用は集計できないため、除いてある
合計 約70億円以上
今後、年間維持費約1億5千万円、維持費だけで10年で15億円、20年で30億円
モッタイナイ!!
今日本では子どもの貧困が重大問題です。7人に1人が相対的貧困状態です。もしこのホールの年間維持費1.5億円を貧困対策に充当すれば、状況は一挙に改善できます。そうすれば四国中央市はどれだけ明るくなることでしょう。
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